ドル円 下落トレンドへ転換となるか
-前営業日サマリー-
ドル円は153.09円でオープン。東京市場では、終始円買い基調に。政策金利発表を通過したニュージーランドドル円に連れられる形で上昇する場面もありましたが、上値は重く152円を割り込む水準まで下落しました。ロンドン市場では、ジリジリと下値を削る展開となり、151円台前半まで続落しました。NY市場では、一時150.5円付近まで下落したものの、自律反発的に値を戻し151.15円で取引を終えました。
-ドル円 下落トレンドへ転換となるか-
本日のイベントは、ブロックRBA総裁発言、独消費者物価指数が予定されており、米国は感謝祭のため休場日となります。
足元のドル円は、200日移動平均線と20日移動平均線を中心とするボリンジャーバンドの-2σを立て続けに割り込み、約1か月ぶりの150円台まで円高が進行しています。
材料に乏しく米国が休場日であることから商いの薄い一日となることが予想されますが、前述の200日移動平均線等がサポートとなれるか、このまま下値を削っていく展開となるか、注目したいです。