FXレポート

日英の要人発言に注目

-前営業日サマリー-
 ドル円は149.76円でオープン。東京市場では、下落基調でオープンしましたが、149.5円が抵抗線となり149円台後半を底堅く推移。続くロンドン市場では、原油安に連れられる格好でドル売りが先行し、一時148円台まで下落しました。NY市場では、NY連銀製造業景気指数が予想を大きく下振れたものの149円台を守り切り、149.18円で取引を終えました。

-日英の要人発言に注目-
 本日のイベントは、NZ消費者物価指数(第3四半期分)、安達日銀審議委員発言、英国消費者物価指数、ラガルドECB総裁発言が予定されています。
その中でも、日欧の要人発言には一定の注目が集まると考えられます。翌日に控えたECBでは0.25%の利下げが予想されていますが、本日ラガルド総裁が利下げに慎重な姿勢を見せるようならば、ユーロ買い主導で円安が進行する展開にも注意が必要と言えるでしょう。
昨日は世界銀行の西尾昭彦副総裁からドル高のネガティブな側面に言及する発言がありました。本日発言予定の安達日銀審議委員はハト派と目されていますが、再び円安基調となっている中で日銀高官のスタンスに変化があるか注目したいです。

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