FXレポート

休場日の静寂と米経済指標の行方

-前営業日サマリー-
 ドル円は148.53円でオープン。東京市場では、午前中に円買いが先行する場面も見られましたが、午後にかけて下げ幅を戻し切る往って来いの展開に。ロンドン市場では、英国指標や米PPIの内容が好感され149円台まで上値を伸ばしました。NY市場では、149円台を守り切り、149.14円で取引を終えました。

-休場日の静寂と米経済指標の行方-
 本日は注目度の高いイベントは予定されておらず、本邦と米国は休場日となります。
翌日以降には、米小売売上高や米連銀の景況指数など米国経済の現状を確認できる指標が控えています。これらの結果によっては今後の米政策金利動向に変化が見られる可能性が考えられます。また足元のドル円は、150円が目前に迫る水準まで再び円安が進行しています。三村財務官や神田前財務官らが投機的な動きをけん制するような発言をしており、本邦高官の発言等にも注意が必要と言えるでしょう。
本日は材料難な相場となる可能性が高いですが、緊張感の高まる中東情勢等の突発的なヘッドラインにも注意しながら取引に臨んでいきたいです。

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