米GDPに注目
-前営業日サマリー-
ドル円は、143.95円でオープン。東京市場では、上昇してスタートするも144.5円付近で上値が重くなり、ジリジリとした推移に。ロンドン市場でも上値の重さが目立ちましたが、後半にかけてはドル買いが強含み、144円台後半まで上昇しました。NY市場では、一時145円台に乗せる場面もありましたが、144.61円で取引を終えました。
-米GDPに注目-
本日のイベントは、ボスティックアトランタ連銀総裁発言、米新規失業保険申請件数、米第2四半期GDP(改定値)が予定されています。米第2四半期GDPは速報値から変化なしの予想となっていますが、大きく変化するような結果となれば、ドル円の値動きに期待ができるかもしれません。同様に、予想値が23.5万となっている米新規失業保険申請件数がサプライズ感のある結果となる場合も注意が必要と言えるでしょう。
足元のドル円は、144円台をレンジで推移しています。このレンジを突破した方向にトレンドが発生する公算が大きいと考えられます。しかし、翌日に米PCEデフレータを控えていることから、様子見地合いとなる可能性も踏まえ、取引に臨みたいです。