米消費者信頼感指数に注目
-前営業日サマリー-
ドル円は、144.02円でオープン。東京市場では、小幅に上昇してスタートするも本邦株式市場がオープンすると押し戻され、その後も上値の重たい展開が続きました。ロンドン市場では引き続き上値の重たい展開。一時は上昇に転じる場面こそ見られたものの、144.40円付近で再び押し戻されました。NY市場では、序盤はドル円が狭い値幅で動きましたが、その後上昇に転じ一時144.50円をタッチ。その後は目立った動きもなく144.48円で取引を終えました。
-米消費者信頼感指数に注目-
本日のイベントは、米消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、米リッチモンド連銀製造業指数が予定されています。とりわけ注目度が高い米消費者信頼感指数は、予想が100.7(前回:100.3)と前回とほぼ変わらずの予想となっています。今回の結果で、前記した予想値との間で大きなギャップが出るようであれば、ドル円の値動きに期待ができるかもしれません。
足元のドル円は、先週の急落から上値が重たく、目立つ米指標も週の後半に集中していることから、軟調でかつ狭い値幅での動きが継続しています。また、1時間足や日足ベースで見るボリンジャーバンドも昨日から本日にかけてスクイーズし始めており、テクニカルの目線で見てもドル円の動意が厳しい展開になりそうです。以上踏まえたうえで、取引に臨みたいです。