日銀金融政策決定会合における主な意見に注目
-前営業日サマリー-
ドル円は、144.39円でオープン。東京市場では、内田副総裁が追加利上げに慎重な姿勢を示したことで円安が加速し、一時148円手前まで上昇しました。その後のロンドン市場からNY市場にかけては、特段動意が生まれるような材料のない中146円から147円台後半をレンジで推移し、146.79円で取引を終えました。
-日銀金融政策決定会合における主な意見に注目-
本日のイベントは7月日銀金融政策決定会合における主な意見、ブロックRBA総裁発言、米新規失業保険申請件数、バーキンリッチモンド連銀総裁発言が予定されています。その中でも日銀金融政策決定会合における主な意見には注目しておきたいです。前日の内田副総裁の発言内容と同様に、追加利上げを急がない姿勢が示されれば円売り圧力が増す公算が大きいと言えるでしょう。反対にタカ派な内容となれば、前日の上げ幅を縮小する可能性が考えられます。
また、米新規失業保険申請件数の結果やバーキンリッチモンド連銀総裁の発言の内容によっては、米利下げ織り込みが変化しドルに動意が生まれる展開も考えられるため、日米両国の政策金利動向に注目しながら取引に臨みたいです。