ドル円153円台へ 円安トレンド終焉か
-前営業日サマリー-
ドル円は、155.55円でオープン。東京市場では、来週の日銀金融政策決定会合での追加利上げ期待を背景に円高が進行し、ドル円は154円台まで下押し。ロンドン時間でも根強い円高圧力が続きました。NY市場では動きも一服し、底堅い相場展開となり、153.96円で取引を終えました。
-ドル円153円台へ 円安トレンド終焉か-
本日のイベントは、独IFO景況指数、米新規失業保険申請件数、米第2四半期GDP、米耐久財受注、欧ラガルドECB総裁発言が予定されています。
足元のドル円は、政府・日銀による為替介入の効果や次回の日銀会合での追加利上げ観測を背景にこれまでの円安トレンドが一服し、円の買い戻しが強まっています。スピード感も早く昨日はオープンから約2円ほど円高水準の153.12円まで軟化しました。今後の米経済指標の結果や日銀イベントの内容次第ではさらに動きも早まり、150円の節目割れも想定できるため、ヘッドラインや指標データは注視しておきたいです。