米消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)に注目
-前営業日サマリー-
ドル円は156.88円でオープン。東京市場では、やや下落基調でスタートし一時156.70円を割り込む場面も見られました。ロンドン市場では、反発してスタートするも156.90円付近で上値が重たくなりその後は失速しました。NY市場は本日休場。狭い値幅での動きが目立ち、方向感に欠ける動きが最後まで続き、156.90円で取引を終えました。
-米消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)に注目-
本日のイベントは、豪小売売上高、ジョーダンスイス中銀総裁の発言、米ボウマンFRB理事の発言、米メスタークリーブランド連銀総裁の発言、米消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、クックFRB理事の発言が予定されています。とりわけ注目度が高いのはコンファレンス・ボードになるかと思われます。今回は前回値である97.0から96.0に鈍化する予想となっていますが、結果が予想値や前回値と大きく乖離するような場合は、値動きに警戒が必要になるかと思われます。その他、FRBボードメンバーによる発言も複数控えておりブラックアウト突入の直前でもあることもあることから、今後のスタンスなどが発言内容から発せられる場合などは、しっかりと確認しておきたいです。
足元のドル円は、156円台で方向感の見えにくい動きが続いています。また、日足チャートでドル円相場を見ると今年のGWで発生した急落後のドル円の動きが、ボリンジャーバンドの+1σと-1σを行き来しておりドル円はレンジ相場が形成されつつあります。ドル円の方向感がいまいち見えづらい一日となりそうですが、指標発表や米要人発言に注意を払いつつ取引に臨みたいです。