FXレポート

米小売売上高やPPI 米経済指標に注目

-前営業日サマリー-
 ドル円は147.63円でオープン。東京市場では、春闘の集中回答日となる中、トヨタが4年連続満額回答など高水準の賃上げ回答が続き、日銀の早期マイナス金利解除期待が広がる形で円買いが優勢となりました。ロンドン市場では、春闘の影響が一巡し、欧州株高でリスク選好の面もあったことから一転して円売りの地合い。ドル円は一時148円台を突破する展開となりました。NY市場では、上値の重い相場展開となり、148円台の節目を割れると147.75円で取引を終えました。

-米小売売上高やPPI 米経済指標に注目-
 本日のイベントは、米新規失業保険申請件数、米小売売上高、米生産者物価指数が予定されており、米国にて注目度の高いイベントが続きます。
 本日予定されている米PPIの予想値は前月比で+0.3%(前回:+0.3%)、コア指数は+0.2%(前回:+0.5%)となっており、コア指数が前回値から下振れする予想となっています。12日に発表された米CPIは予想を上回る結果となったことから、仮に米PPIの内容が想定通りの内容となったり、それよりも弱い結果となれば米長期金利の低下とともにドル売りが強まるかもしれません。ただ、同時間では、PPIと同様に注目度の高い小売売上高も予定されています。予想値は前月比で+0.7%(前回:-0.8%)、変動の激しい自動車を除いたコアも+0.5%(前月:-0.6%)となっており、大きく回復する見通しとなっています。結果の強さを感じられればFRBの利下げ時期の後ずれ観測が高まると同時に米経済のソフトランディング期待が高まるシナリオも想定できます。日銀による政策正常化と米国の利下げ時期後退でドル円は売買が交錯している中、上下どちらの方向に動きが偏ることとなるのかしばらくは相場を見極める必要がありそうです。

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