堅調なドル円
-前営業日サマリー-
ドル円は147.62円でオープン。東京市場では、やや下落してスタートしたものの堅調に上値を伸ばしていき147.80円まで上値を伸ばしていきました。ロンドン市場では、米10年債利回りが上昇に転じたことで一時148円の大台を超えるもその後は失速しました。NY市場では、147円台後半を底堅く推移してスタート。道中で発表された米中古住宅販売保留指数が予想値を大幅に上振れたことでドル円は上昇、再び148円を超え、148.19円で取引を終えました。
-堅調なドル円-
本日のイベントは、ニュージーランドの貿易収支のみとなります。材料に乏しい一日となるほか、今週に控えるFOMCを前に市場全体で様子見の動きにシフトすることが想定されるかもしれません。
足元のドル円は、148円台で上値が重たくなる傾向は変わりませんが、下値が徐々に切り上がってきており、サポート自体は頑丈になりつつあります。これに伴い、今まで147円付近から148円半ばまでの間で推移していたドル円のレンジがさらに縮まることで、一日を通してさらに狭いレンジの中で動く可能性を考慮しておいた方がいいかもしれません。