FOMC前日、様子見ムードが広がるか
-前営業日サマリー-
ドル円は下窓をあけて147.73円でオープン。東京市場では147.87円まで上昇し窓を埋めるもその後は軟調に推移し、147.56円まで下落しました。ロンドン市場では、目立った指標やヘッドラインが無かったため、147.60円を挟んで方向感のない値動きとなりました。ニューヨーク市場でも同様に方向感がなく、20銭幅のレンジで推移し147.59円で取引を終えました。
-FOMC前日、様子見ムードが広がるか-
本日のイベントは、豪RBA議事録公表、カナダ消費者物価指数(CPI)、米住宅着工件数が予定されています。
いよいよ明日にFOMCを控える中では積極的なエントリーはしにくく、様子見ムードの広がりから値動きは限定的になると思われます。市場は今会合での金利据え置きをほぼ織り込んでおり、次会合以降に追加利上げがあるのか、利下げ開始時期などが注目されています。今会合では声明やパウエルFRB議長の会見に加えて、四半期ごとの経済見通し・ドットチャートも公表されるため、米金利の先行きを探るうえで注目度が高いです。
本日はトレンドは出にくいと思われるため、直近の高値安値を狙った逆張りやレンジを想定した取引に妙味がありそうです。