PMI受けてリセッション懸念相場か、ただ今週のメインイベントはジャクソンホール会議
-前営業日サマリー-
ドル円は145.86円でオープン。東京市場では、材料の乏しいなか小幅安、145.55円まで下落しました。ロンドン市場では、ドイツ・英国のPMIが下振れしてユーロとポンドが大幅安、ユーロ円は158.35円から157.00円へ、ポンド円は185.90円から183.55円へ下落しました。ニューヨーク市場では、米PMIが予想下振れしてドル売りへ、ドル円は145.20円から144.55円へ下落したのち、144.86円で取引を終えました。
-PMI受けてリセッション懸念相場か、ただ今週のメインイベントはジャクソンホール会議-
本日のイベントは、トルコ政策金利、米耐久財受注、米新規失業保険申請件数、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言が予定されています。
昨日は、ドイツ・英国・米国PMIのネガティブサプライズを受けてドル円・ポンド円・ユーロ円などが大幅安となりました。PMIは景気の見通しを示す先行指数として知られているため、昨日の結果は「将来景気後退になる見通しが強まった」ととらえることができます。今後のマーケットではリセッションを懸念するトレンドが生じるかもしれません。
しかし、今週最も注目されているイベントはジャクソンホール会議、パウエルFRB議長の講演が金曜夜に行われる予定です。これに備える形で、本日はポジション調整の動きが出てくることも想定して、本日は取引に挑みたいです。