投資家心理が改善するなか、ADPの結果は
-前日サマリー-
東京市場は日経平均の下落につれて、ドル円は110.45円付近まで軟化しました。もっとも、売りが一巡すると110.60円付近まで下値を切り上げました。欧州市場では金や銅などコモディティが大幅に下落しドル買いが強まりドル円は一時110.75円まで上昇しました。その後のNY市場では米消費者信頼感指数が127.3と予想の119.0を大幅に上回ったものの、為替への影響は限定的で110.52円で取引を終えました。
-投資家心理が改善するなか、ADPの結果は-
本日のイベントは中製造業PMI、ANZ企業景況感、仏消費者物価指数(速報値)、欧消費者物価指数(速報値)、ボスティックアトランタ連銀総裁発言、米ADP全国雇用者数、加GDP、米中古住宅販売保留が予定されています。材料が多く目移りしそうです。マーケットは前日の米消費者信頼感指数の結果を受けて、投資家心理は改善しているとみてます。ただ、トレンドを作るまでには至っておらず、エビデンスがもっと欲しい状況ではないでしょうか。本日の米ADP全国雇用者数の結果を受けて、リスクオンに傾くか注目しながら取引にのぞみたいです。