嵐の前の静けさか
-昨日サマリー-
昨日の為替相場は米貿易収支や米3年債の入札が行われたものの、為替市場では特段の反応もなく全体的に燃料不足感が否めない地合いでした。ここ2日はNY市場時間入りで値動きが極めて小さくなる特徴が見られ、ロンドン市場時間までの値動きで方向感が決まっています。
-風は吹くか-
今週は本日の10年債入札、明日の新規失業保険申請件数および消費者物価指数(CPI)がマーケットの注目を集める材料で来週の各国金融政策発表を本命としてやや大人しい動きが続きそうです。短期的な材料が不足する中、各国の出口戦略など長期的な材料が再度意識される展開が予想されるでしょう。