材料こそ乏しいものの
-前日サマリー-
昨日のマーケットは特段目新しい材料は見当たらなかったものの、米株安からドル売りが優勢となりました。ただ、米株もドルも本格的な下落には至らず、後半には買い戻されたことから下値の底堅さを確認することができました。
-今夜もポンドに注目か-
ポンドは本日、四半期GDPの公表やベイリーBOE総裁の発言が予定されています。ポンドのマーケットによる評価は直近ポジティブに傾いており、上昇を続けています。ただ、材料の出尽くし感も否めず、マーケットは次のテーマを探している状態です。本日の会見では、テーパリング観測についての言及に注目が集まります。一度は否定したものの実質的なテーパリングが示唆されており、カナダに次いでテーパリングを行う国として認識してよいかどうか注視したいです。