3月決算のレパトリと米長期金利
-前日サマリー-
週末の東京市場は日経平均や時間外のダウ先が上昇したことでドル円は109.31円付近まで堅調に推移しました。欧州勢参入後もドル買いで反応し一時109.84円の高値を付けました。NY市場では、週末のポジション調整からやや売り込まれ109.67円で取引を終えました。
-3月決算のレパトリと米長期金利-
本日は主要な経済指標はないものの、3月の最終週に入り3月決算の影響によるレパトリが行われ円買いに警戒したいです。また、ドル円は米長期金利の上昇を受けて、買いが加速し急ピッチに上昇したこともあり反動安が意識されやすい局面です。レパトリによる円買いと反動安が加わると下値への動きも速くなる恐れがあり、ロングポジションを持っている場合は注意したいです。また、米長期金利がドルの動きを演出しており、普段よりに金利動向のチェックを怠らずに取引にのぞみたいです。