次のテーマは
-テーマ探しの段階か-
先週末にブレグジットの離脱協定案について合意がなされたことからマーケットは次のテーマを探しているように見えます。2021年にかけても交渉が継続し、引き続きのテーマとなると考えていた取引参加者が多いだけに少し早い年末感といったところでしょうか。もちろん年末にかけてもブレグジットにしろ米大統領選にしろ2020年の代表的なマーケットテーマは引き続き注目され続けると予想されますが、主要なスケジュールを消化して突発的なヘッドライン待ちの状況となると身動きをとりにくくなるのも事実です。マーケットの大勢同様に年末休暇入りするか突発的なヘッドラインに備えるかしっかり方針を決めてから挑みたいです。仮に取引を継続する場合は、流動性枯渇による値飛びに注意したいです。これは取引参加者が減少していることに起因して流動性が減少、突発的なヘッドラインが出た際などに大きく値飛びする可能性を指しています。