米大統領選候補者討論会を見据えて
【本日のトレードポイント】
-久しぶりの陰線-
昨日のドル円は日足ベースで9月18日ぶりの陰線となりました。ドル高基調は維持されているものの月末に向けてやや調整的な動きが目立ちました。特に目立った材料はなかったこともあり方向感が出づらい動きとなりました。本日も月末最終営業日ということもあり引き続きポジションを調整する動きが続くことが予想されます。
-討論会でのドラマ-
明日に米大統領選候補者による第一回目の討論会が行われます。討論会は日本時間の30日午前10時開始が予定されています。討論会では「実績」「最高裁判事選任について」「新型コロナについて」「経済」「人種問題と都市部での暴動」「選挙の健全性」の6つのトピックについて討論がなされるとしています。各トピック15分と短い時間ではあるものの毎回非常に濃いドラマが見られます。お互いに激しい口調で激論を交わし国民の支持率も大きく変化します。マーケットへの影響も当然討論会中にリアルタイムに変化します。基本的なシナリオとしては、バイデン氏優勢となれば円高、トランプ氏優勢となれば現状維持かやや円安と考えておくとよいかもしれません。
もちろん明日に向けて両者のけん制などの発言にも注視しておきたいです。