ドル先高観が強い
【本日のトレードポイント】
-ドル高継続か-
先週末のドル円は五十日の仲値に向けた実需筋フローもあり、東京市場で一時105.54円付近まで上昇しました。しかし午後にかけては下値を模索する展開となり、105.24円まで下落しました。欧州勢参入後は再びドル買いの動きが強まった流れを受けて105円半ばを突破、105.69円付近まで上値を伸ばしました。一方、ユーロドルは週末クローズにかけて1.1620ドル付近まで軟調に推移し、対ドルでユーロを売る動きが強まりました。
-ドルは上値を伸ばすか-
本日はラガルドECB総裁やベイリーBOE総裁が発言します。主だった経済指標は予定されていないため、主要国株価指数や米長期金利を眺めながらの展開となりそうです。先週はドル高基調が強かった印象があるだけに、ドル円が一段と上値を伸ばせるのか注目したいです。一方で、先週ユーロ高牽制が飛び出したラガルド総裁の発言にはユーロ相場が敏感に反応しそうで、コロナウイルス感染第二波への警戒感が強いだけに、対ユーロでドルが再び買われる展開も想定しておきたいです。