EUサミットを受けて
【本日のトレードポイント】
-ドル円は軟調-
先週金曜日のドル円は日経平均株価が軟調に推移したことを受けてじり安となり、夕方に107.10円付近まで下落しました。その後やや反発するも、NY時間に発表されたミシガン大学消費者態度指数が73.2ポイントと予想を下回る結果となったことで106.94円付近まで下値を広げる展開となり、ほぼ安値付近で週末クローズとなりました。
-ユーロ相場-
本日は日銀・金融政策決定会合議事要旨が発表されます。週末に行われたEU首脳会議の結果を受けたユーロ相場の動きに注目で、欧州勢参入後は方向感が出そうです。ユーロドルは先週の高値1.1450を突破できれば上昇に弾みがつきそうですが、上抜けに失敗すると再び上値の重さが意識されそうです。本日は注目度の高い経済指標も予定されていないため、英国とEUの自由貿易協定(FTA)を巡る動向やコロナウイルス関連のヘッドラインが引き続き材料視されそうです。