コロナ感染者数データを材料視
【本日のトレードポイント】
-ドル円は下値が堅い印象-
昨日のドル円は東京時間に時間外のNYダウ平均先物が軟調に推移したことを受けて、一時106.70円付近まで下落しました。その後ロンドン時間に欧州株が軟調に推移したことや米新規失業保険申請件数が予想よりも弱い結果となったことで再度下値を試す展開となり、106.67円近辺まで下落しました。ただ、ダウ平均株価が引けにかけて下げ幅を縮めたことで反発し、ドル円は107円ちょうど付近まで値を戻しました。
-感染者数データを材料視-
本日は国内消費者物価指数や日銀・金融政策決定会合議事要旨、英・加小売売上高、パウエルFRB議長の発言に注目が集まります。各国の経済指標が多く発表されるため、各通貨材料をこなしながらの展開となりそうです。昨日フロリダ州での新型コロナウイルスの感染者数増加の報道を受けて、ドル円は上下に荒い値動きとなる場面が見られました。米国内のコロナウイルス感染拡大「第二波」への懸念が強まっており、関連ヘッドラインには各通貨が敏感に反応しそうです。こうした感染者数のデータやパウエル議長の発言に注目しながら、トレードに臨みたいです。