パウエル議長の議会証言に注目
【本日のトレードポイント】
-ドル円は上値を抑えられる-
昨日、日銀は金融政策決定会合でコロナ対応の特別プログラム枠を110兆円に拡大することを決定しました。これを受けてドル円は前日高値を上抜ける形で一時107.63円付近まで上昇しました。その後、パウエル議長の議会証言を受けたドル買いの流れから再度上値を試したものの、北京市のコロナウイルス警戒レベル引き上げのヘッドラインを受けて107.30円付近まで失速しました。
-引き続き議会証言に注目-
本日は英・加消費者物価指数の発表やパウエル議長の議会証言(2日目)が予定されています。昨日の議会証言でパウエル議長は慎重な姿勢を維持し、政府の追加歳出についても言及しました。為替市場での反応は限られましたが、2日目となる本日の証言にも注目したいです。
-アジア発の材料で動きが出るか-
北朝鮮が韓国との共同連絡事務所を爆破したことで、南北間の緊張が高まっています。北朝鮮が非武装化された地帯に軍を進出させることを検討しているとの報道もあり、アジア時間は北朝鮮関連のヘッドラインにドル円相場が振らされる可能性に注意したいです。また、コロナウイルス感染拡大を受けて北京市が警戒レベルを引き上げており、中国の政府の動向を注視し入金いです。