休場明け相場に注目
【本日のトレードポイント】
-ドル円は動意薄-
週明けのドル円は日経平均株価が堅調な推移となったことを受けて、一時107.78円まで上昇しました。ただその後は英国・米国市場が休場で薄商いとなったこともあり、107.70円付近で小動きとなりました。なお、安倍首相は夕方の会見で「緊急事態宣言を全国で解除する」と宣言したものの、為替市場での反応は限定的となりました。
-休場明け相場は-
本日はNZ貿易収支や米消費者信頼感指数、米新築住宅販売件数が注目されます。米国と英国が休場明けとなるため、ロンドン時間以降も値動きが期待できそうです。また、引き続き中国全人代の動向が材料視されそうです。香港に「国家安全法」を導入する議案を巡っては香港情勢の悪化が鮮明となっています。今のところ中国関連の材料に敏感な豪ドル円相場では目立った動きはありませんが、米国側から制裁を示唆する発言も出てきており、米中の要人発言次第で大きな値動きにつながるかもしれません。