FXレポート

GW相場に突入

【本日のトレードポイント】
-米中摩擦意識されるも値を戻す-
トランプ大統領が新型コロナウイルスの感染源が中国武漢の研究所と批判し、米中摩擦が高まったことを受けてドル円はロンドン時間にかけて106.60円付近まで下落しました。その後、NY時間に発表されたISM製造業景況指数が11年ぶりの低水準となる41.5ポイントとなったものの、事前予想を上回ったことでドルを買い戻す流れとなり、ドル円は107円ちょうど付近まで一時上昇しました。 

-東京市場は休場-
 本日は重要度の高い経済指標の発表は予定されておらず、アジア時間は小幅な値動きに留まりそうです。GW相場突入したことで早朝オープン直後の流動性は低下しており、新興国通貨を中心にインターバンク市場の価格配信が不安定になることがあるため、ポジションの管理には十分注意したいです。欧州勢参入後の海外株式市場や原油相場の動向を手がかり材料にトレード機会を探りたいです。

-本邦はGW入りも重要指標多数-
 本邦は本格的にゴールデンウイーク入りしましたが、今週海外では米雇用統計やISM非製造業景況指数、豪州と英国では政策金利といった重要指標が多数発表されます。特に米雇用統計はFRBのパウエル議長が失業率が2ケタ台になると発言したことで、注目度が非常に高いです。新型コロナウイルスの発生源を巡り、米中摩擦が徐々に高まっており、今週はリスクを抑えながらトレードすることを心がけたいです。

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トレイダーズ証券

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