株式・原油相場が鍵となりそう
【本日のトレードポイント】
-ドル円は値幅限られる-
米政府の中小企業支援策の増額を巡り、米与野党の協議が難航したことを受けてNYダウ平均は前日比で約590ドル下落しました。一方、WTI原油先物(5月限)は前日比-55.90ドル安(-305.97%)の-37.63ドルで取引終了となり、史上初のマイナス価格での取引となりました。ただ、株式・原油相場が軟調に推移したもののドル円は値幅が限られ、107.60円~107.95円での小動きとなりました。
-株式・原油相場が材料視されそう-
本日はRBA議事要旨公表やロウRBA総裁発言、英失業率、加小売売上高、米中古住宅販売件数が注目されます。RBAは4月7日の会合で政策金利据え置きを決定しました。本日はRBA議事要旨とロウ総裁の発言から新しい材料が出てくるのかが焦点となりそうです。また主要通貨は引き続き株式・原油相場の値動きを睨みながらの展開となりそうです。原油相場は軟調な推移が続いており、価格が下落する場面ではリスクオフが意識されそうです。