IMFの世界景気見遠しの結果は
【本日のトレードポイント】
イースターの休暇明けで英国、欧州、オセアニアの取引参加はが戻り取引量が増えトレンドが発生しやすい環境になりそうです。もっとも、本日は主な経済指標の予定がないため、一方的な展開にはなりにくいとみてます。取引材料としては、取引参加者の戻りとIMFの世界経済見通し公表になりそうです。国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事は9日の講演で「新型コロナウイルスで、2020年の世界経済は大恐慌以来のマイナス成長になる」と言及しました。額面通りに受け取ると1月時点の3%台のプラス成長を予測から、大幅な下方修正でマイナス成長になる見通しです。21年には部分的に持ち直すとしましたが、今回の結果によってはマーケットが悲観的に捉えリスクオフに振れる可能性は十分にありそうです。
イギリスでは新型コロナウイルスに罹患したジョンソン首相が退院しました。ブレグジットの先行き不透明感からリスク回避の動きになっていただけに依然として、新型コロナウイルスに関するマーケットの注目度は高くヘッドラインには注視して取引に臨みたいです。