G20、減産期待の剥落からリスク回避に振れるか
【本日のトレードポイント】
本日はイースターマンデーで欧州各国、オセアニア、南アフリカなどが祝日です。一方で、米国は休場明けとなるため、取引参加者が戻りNYタイムは活気づきそうです。注目はG20エネルギー相会合を受けて、マーケットの反応が注目されそうです。2日間の協議ではメキシコへの説得が焦点になっていました。メキシコのオブラドール大統領は、トランプ大統領と電話会談をして「米国がメキシコに代わって1日に25万バレルの追加カットを行う」と述べたほか、トランプ大統領はロシアとサウジアラビアとの取引において「メキシコを助ける」ことに同意したと述べましたが、最終的な声明では減産規模の合意には至りませんでした。減産期待が剥落しリスク回避に振れるかが本日のポイントになりそうです。また、新型コロナウイルスの感染拡大も注目材料になっており、引き続き関連ニュースには警戒したいです。