FRBが動くも過熱感は収まらず
【本日のトレードポイント】
NYダウは2度のサーキットブレーカーが発動するなど、約10%安で引けたことを受けて、ドル円は上値の重さから104.69円まで下落し取引を終えました。米連邦準備理事会(FRB)は大量の流動性供給の発表をしたものの、相場の過熱感は下げ止まりをみせていません。為替も上下に大きく変動しておりボラティリティの波に飲まれないようにリスク管理をしっかりとしないといけません。本日はミシガン大消費者信頼感指数(速報値)が予定されているものの、新型コロナの影響がみられない指標では材料視されにくいとみます。一方で、NYダウなどの株式市場の動きは活発でリスク許容度の変化を見極めながら、ドル円の方向感を探りたい局面です。