株安の流れ続く
【本日のトレードポイント】
本日は仏・独消費者物価指数(速報値)や米個人消費支出(PCEデフレーター)、加第4四半期GDPに注目が集まります。米個人消費支出はFRBがインフレ指標として重視しており、引き続き堅調な結果となれば一旦ドルを買い戻す動きが出る可能性もありそうです。
昨日ダウ平均株価は前日比1190ドル下落し、2万6千ドルを割り込みました。新型コロナウイルスのパンデミックが意識されており、為替市場でも引けにかけて円買いが進行しました。市場では新型コロナウイルス感染拡大による実体経済への影響を織り込む動きが加速していて、金利先物市場から算出されるCME-FedWatch toolではFRBの3月利下げ確率が約96%まで上昇しています。米長期金利が一段と低下する可能性があり、ドル円がつられる形となればクロス円でも円買いが進みそうです。