RBA議事要旨公表に注目
【本日のトレードポイント】
本日はRBA議事要旨公表や英失業率、独ZEW景況感調査が注目されます。特にRBA議事要旨は豪中銀が利下げに含みを持たせる内容となるかが焦点となります。前回2月4日に行われたRBA理事会では声明文がハト派寄りではない内容となり、直近のロウRBA総裁の発言も利下げを示唆する内容となっていません。ただ、RBA四半期金融政策報告ではGDP見通しを下方修正しており、仮に議事要旨がハト派寄りの内容となれば豪ドルが売られる展開となりそうです。
新型コロナウィルスを巡っては、収束が見えないという点で引き続きリスクオフが意識されそうです。昨日の東京市場は国内第4四半期GDP(速報値)が5四半期ぶりのマイナスとなったことも加わり、日経平均株価が一時300円以上値下がりしました。為替市場での反応は限定的となりましたが、感染拡大でリスクオフムードが今後強まる恐れもあり、感染の拡大状況や政府の対応を注視していきたいです。