膠着相場を打ち破れるか
【本日のトレードポイント】
米中貿易協議の第一弾が署名され政治的リスクが後退するなか、NYダウが史上最高値を再び更新し歴史的な節目となる3万ドルも近づいてきました。もっとも、為替への影響は乏しくクロス円に至っては膠着状態になっています。今週に入ってドル円は110円前後を境に上下に20銭程度の動きしかなく、材料待ちの様相になっています。本日は中国第4四半期GDP、英小売売上高、米住宅着工件数、米鉱工業生産、米ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)と複数の経済指標が予定されており、膠着状態を打破するきっかけになるか注目したいです。また、週末要因の調整的な動きや米中貿易の第二段についてのヘッドラインや要人発言にも注目しながら取引にのぞみたいです。