投資家心理の悪化でポンド売り強まる
【本日のトレードポイント】
ジョンソン英首相が20年末にEU離脱期限としたことでEUとの貿易協定締結が困難との見方から「合意なき離脱」が再燃しポンドを中心にクロス円全体でリスクオフが継続しています。昨日、ポンド円は143円後半まで上昇するも、NY市場に入ると弱い米経済指標をきかっけに売りが強まり142円前半まで下落するなど、投資家心理が急激に悪化しているように感じます。本日もポンドのリスクオフが継続するか見極める必要がありそうです。また、英米第3四半期GDP、米個人所得、ミシガン大消費者信頼感指数の経済指標も予定されており、予想に対して弱い数値が出た場合は下げ足が速まる恐れも考えられ警戒したいです。