レンジを意識した展開か
【本日のトレードポイント】
13日に米中貿易の第一段階が合意に至り目先の先行き不透明感が払しょくされたものの、合意内容は来年の1月に公表と歯切れの悪い内容です。また、第二段階の協議も米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は第1段階でまとまった合意が実行し確認されるまでとし、開始日程は未定としており、短期的に米中貿易協議を材料視しにくい状況です。そういったなか、本日はRBA議事録公表、英失業率、米住宅着工件数、米鉱工業生産が予定されています。どれも指標としてトレンドを作るには弱く一過性に留まる指標のため、狭い値幅での推移となることを想定し取引にのぞみたいです。テクニカルで見ると、ドル円の日足をボリンジャーバンドの+2σで返されているため、+2σ付近では逆張りを試すのも妙味がありそうです。