いよいよ英総選挙はじまる
【本日のトレードポイント】
FOMCは事前の予想通り金利が据え置かれ2020年の金利変更なしの見通しが発表されました。パウエルFRB議長が「利上げの必要性、1990年代半ばの利下げサイクル時より低い」「利上げには著しく持続性のあるインフレ加速が必要」とのハト派寄りの発言をしたことをきっかけにドル売りが強まり108.46円まで下落する場面が見られました。本日はいよいよ英総選挙の投票日です。注目ポイントは与党保守党が過半数の320議席を獲得できるかです。最新の世論調査では339議席と過半数獲得が疑問に残る結果となっているだけに油断できません。スケジュールを見ると本日16時から投票開始し翌7時で投票が終了します。出口調査結果の公表が終了と同時に開始され選挙の大勢が判明するのが14時30分のため、今日に限ってはポジションを傾けにくい展開になりそうです。ただ、思惑から大きく反応しやすい展開のため、リスク管理には十分に気を付けたい局面です。