ドル円は109円台維持できるか
本日は米失業保険申請件数や米個人所得、米PCEデフレーター、地区連銀経済報告(ベージュブック)に注目が集まります。特にPCEデフレーター(個人消費支出)はFRBがインフレ指標としていることから注目度が高いです。事前予想は前年同月比+1.4%となっており、仮に前回数字の1.3%を下回るような結果となった場合は再び米利下げ観測が強まりそうです。
米中貿易協議を巡っては昨日トランプ大統領が「習近平国家主席と話し、貿易協定合意を模索」などと発言した一方、香港問題について「米国は香港の民主化を望む」と発言したことから中国側の反発が予想されます。米中合意への市場の期待感高まる中、ドル円は109円台で推移しており、中国側から思わぬ悪材料で期待感が裏切られる結果とならないか警戒したいです。