パウエルFRB議長発言に注目
本日はパウエル発言やロウRBA総裁の発言、米新築住宅販売件数、米消費者信頼感指数に注目が集まります。今回日本時間9:00よりパウエル議長が発言するため、東京市場寄りつき前後の値動きはやや荒れる可能性があることに警戒したいです。豪中銀が19日公表した議事要旨で、更なる利下げに含みを持たせた内容であることが明らかになったことから、ロウRBA総裁の発言で来年に向けた政策について言及するのか確認したいです。米消費者信頼感指数は8~9月に若干の落ち込みを見せた消費マインドが回復できるかがポイントとなります。米国株が依然として堅調であることから、年末商戦に向けて強い結果となればリスクオンムードがさらに強まることもありそうです。米中貿易協議を巡っては中国の環球時報が「中国と米国が第1段階の合意が非常に近い(very close)」と報道しており、合意への期待が再び高まりつつあります。ただ、トランプ大統領は依然として香港人権法の署名について明言を避けており、大統領の次の一手に市場の注目が集まります。