トランプ相場再来か?米中合意への楽観が後退
【本日のトレードポイント】
先週に引き続き、米中貿易協議と英政局の動向が注目を集めそうです。
米中貿易協議は先週金曜、トランプ大統領は「対中関税撤回でまだ何も合意していない」と、案の定とも思えるちゃぶ台返しによって、前日に報道された「米中両国が追加関税を段階的に撤廃することに同意した」とする中国商務省の見解を否定しました。依然として着地点の見えない状況が続いており、トランプ相場となる可能性にも要注意です。
また、本日は英国の実質GDP(速報値)の発表が予定されており、市場予想は+0.4%となっています。イングランド銀行による調査ではブレグジットによる不透明感が英国経済にマイナスの影響を与えているとの指摘もあり、要警戒です。