基本は様子見が妥当。ただし
【本日のトレードポイント】
昨日はNY序盤に、英野党連合が「英国の合意なきEU離脱を阻止するために協調行動を取る」との声明を発表すると期待感から全般ポンド買いが先行。ポンドドルは一時約1か月ぶりとなる1.2310ドルを付けた他、ポンド円は129円台後半から一時130.38円、ユーロポンドは一時0.9016ポンドまでポンド高に振れました。
本日は注目度の高い経済指標の発表はありません。ドル円は明日に第2四半期GDPの指標が控えていることもあり、素直に考えれば様子見ムードな展開が想定されます。なお、米国債券相場では長短金利差の逆転(逆イールド)がさらに悪化していることや、9月1日からの関税発動が織り込まれつつあることから当面の基調はドル安の流れといえます。しかし、関税発動を見送るとか、そこまでのポジティブサプライズがなくても、まだ設定されていない9月の米中貿易交渉の日程が決まるとかの情報があれば、期待感から一転ドルが買われる展開は予想できますので、米中の動向は常に注目が必要といえます。