イランは米国の停戦案を拒否
-前営業日サマリー-
ドル円は158.67円でオープン。東京市場では、イスラム革命防衛隊(IRGC)が米国に対し、ホルムズ海峡の通行料徴収やミサイル計画の容認など強硬な条件を提示し、交渉に応じない姿勢を示したことでリスク警戒が強まり、ドル円は上昇。ロンドン市場では、イランが米国の停戦提案を受け取るとの報道を受けてドル買いが一服し、一時158円台まで下押しました。ただ、NY市場では、アラグチ・イラン外相が「米国との交渉はない」と発言したことで再びドル買いが優勢へ。終日、中東情勢に関するヘッドラインに振らされる展開となり、ドル円は159.47円で取引を終えました。
-イランは米国の停戦案を拒否-
本日のイベントは、米新規失業保険申請件数が予定されているものの、その他注目度の高い経済指標は控えていません。
イラン国営放送は25日、米国が提示した停戦案をイランが拒否したと報道。米国側の要求は過剰であり、停戦はイラン側が望む時期と条件でのみ実現可能との見解が示されています。トランプ大統領は交渉進展を目指しているものの、交渉は難航する可能性が高いとみられます。
また、イスラエルはイランの軍需産業への攻撃を強化するよう指示しており、この命令が米国の停戦案をイランが入手した後に出された点から、米国とイスラエルの足並みが完全には揃っていない可能性も示唆されます。こうした状況を踏まえると、引き続き中東情勢に関するヘッドラインに相場が左右される展開が続きそうです。