FXレポート

植田日銀総裁発言予定

-前営業日サマリー-
 ドル円は158.95円でオープン。東京市場では、イスラエルによるヒズボラへの攻撃強化を受けた中東情勢の緊迫化を背景に、リスク回避のドル買いが優勢となりました。ロンドン市場では、中東有事を巡る不透明感が引き続き意識されドルは底堅く推移したものの、米CPIの発表を控え様子見姿勢も強く、方向感に欠ける展開となりました。NY市場では、ガソリン価格の上昇を主因に米CPIが前月比で約4年ぶりの大幅な伸びとなり、インフレ再加速が意識される展開。一時ドル円は159円を割り込む場面も見られましたが、下値は堅く、その後は買い戻しが入り159.26円で取引を終えました。

-植田日銀総裁発言予定 -
 本日のイベントは、日植田日銀総裁発言が予定されています。
 足元では中東情勢の不透明感に加え、次回日銀金融政策決定会合に向けた利上げ観測が徐々に高まっています。3月会合の主な意見では、「基調的な物価上昇率が2%を超えて上昇し続けることは避けるべき」としつつ、「経済・賃金動向に大きな崩れがなければ、躊躇なく利上げを進める必要がある」とのタカ派的な見解が示されました。IMFも中東情勢が日本経済に新たなリスクをもたらす可能性を指摘しつつ、金融正常化の継続を後押ししています。こうした環境下で、植田総裁が利上げ継続に前向きな姿勢を改めて示すのか、それとも外部リスクを踏まえ慎重姿勢を強めるのかが焦点となります。発言内容次第では円金利上昇を通じた円買い材料となる可能性もあり、ヘッドラインには注意が必要です。加えて、中東情勢については停戦観測が出ているものの不確実性は依然高く、突発的なニュースによるリスク回避のドル買いにも警戒しておきたい局面です。 

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