FXレポート

南ア政策金利は据え置き濃厚 利下げ再開時期を探る局面に

-前営業日サマリー‐
 ドル円は152.19円でオープン。東京市場では、豪州CPIが予想を上回り、豪ドルは下押し後も底堅さを維持しました。日銀のタカ派姿勢を背景に円は下げ渋り、クロス円は総じて方向感に欠ける展開。安全資産志向の強まりから金価格は史上最高値圏を更新しました。ロンドン市場では、トランプ大統領のドル安容認発言が中長期のドル安観測を強め、ドル円は軟調な値動きとなりました。NY市場では、ベッセント米財務長官が「米国は今のところドル円に介入していない」との発言後、米ドルが高騰し、円が急落。その後、FOMCで金利据え置きが発表されましたが、市場は織り込み済みであったため、市場への影響は限定的でした。ドル円は最終的に153.43円で取引を終えました。

-南ア政策金利は据え置き濃厚 利下げ再開時期を探る局面に-
 本日のイベントは、南アフリカ政策金利、米新規失業保険申請件数、米アップル決算が予定されています。
本日の南アフリカ政策金利決定は、6.75%据え置きが市場コンセンサスです。2025年にかけて段階的な利下げが進められた後、足元ではインフレと景気のバランスを見極める局面に入っており、今回は様子見姿勢が見込まれます。インフレ率は目標レンジ内で安定している一方、電力不足や高失業率といった構造問題から景気回復は力強さを欠いており、金融緩和余地は残るものの、ランド安や外部環境への警戒から慎重姿勢が意識されやすい状況です。
 今回の会合では政策変更そのものよりも、今後の利下げ時期やインフレ見通しに対する中銀のトーンが注目点となります。声明内容次第では、発表後にランド相場や南アフリカ金利が振れやすくなる可能性もあるため、注意して見ておきたいところです。

知りたい語句を入力して、検索ボタンを押してください

トレイダーズ証券

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第123号 加入協会 日本証券業協会 金融先物取引業協会 第二種金融商品取引業協会 日本投資顧問業協会 トレイダーズ証券は、上場企業トレイダーズホールディングス(スタンダード市場上場8704)の100%子会社です。