ドル円方向感に欠ける
-前営業日サマリー-
ドル円は147.39円でオープン。東京市場では、序盤から様子見の動きが散見され終始狭い値幅での推移が続きました。ロンドン市場では、一転して堅調な地合いになるも、道中で発表された新規失業保険申請件数の悪化が売り材料にされたことで軟調な動きになりました。NY市場では、147円前半で引き続き軟調に推移でしたがやや反発。しかし147.30円付近で押し戻され147.19円で取引を終えました。
-ドル円方向感に欠ける-
本日のイベントは英GDP、米ミシガン大学消費者信頼感指数が予定されています。本日注目となる米ミシガン大学消費者信頼感指数は概ね前回と変わらない予想となっているため、結果に予想とのギャップがあった場合などは値動きに注意が必要になるかもしれません。
足元のドル円は、昨日の米指標の結果を受け瞬間的に大きく動き軟調な地合いとなりましたが、まだまだレンジの域を出ず方向感の見えづらい動きが続いています。1時間足チャートでドル円を見るとボリンジャーバンドが一時的にエクスパンションしましたが、指標時に下落してからは再びスクイーズして縮みはじめており、値幅は狭くなりつつあります。そのため頻繁にドテンを求められる場面も少なくないかと思われますので、しっかりと方向感を見ながら取引に臨みたいです。