FXレポート

年初の円相場、緩やかな円安基調と地政学リスクに注目

-前営業日サマリー‐
 ドル円は156.62円でオープン。東京市場では、年始初回の為替取引となり、クロス円での円売りとドルストレートでのドル買いが嚙み合いドル円は157円で上値を抑えられる展開となりました。ロンドン市場では、製造業PMI改定値が欧州各国で発表されました。欧州PMIは低水準のまま英国PMIも50割れ寸前まで下方修正され、ユーロ、ポンド共に売られる展開となりました。NY市場では、ロンドンフィキシング前にドル売りで156.50円付近まで下落。その後は米10年債利回り4.19%台への上昇を眺めながら157円目前まで反発し、往って来いとなり、最終的に156.87円で取引を終えました。

-年初の円相場、緩やかな円安基調と地政学リスクに注目-
 本日のイベントは、中非製造業PMI、米ISM製造業景況指数を控えています。
 円は昨年末に1ドル=157円前後まで下落しましたが、日銀の追加利上げが「緩やか」との見方が広がり、年初も円高の勢いは限定的となっています。緩やかな円安になりやすいとの見方が出ているほか、仮に為替介入が行われるとしても165円台まで待つとの声もあります。
 また、高市首相は1月2日にトランプ米大統領と電話会談を行い、春の訪米に向けた調整と日米協力の継続を確認しました。相場は引き続き金利差とリスク心理が軸で、最近では台湾周辺での中国軍演習を受け、米欧が軍事的威圧の停止を求めるなど、アジアの地政学リスクにも注意したいところです。

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