FXレポート

2026年の取引スタート、年初のドル円の注目ポイントは

-前営業日サマリー‐
 ドル円は156.35円でオープン。東京市場では、年内最終取引日で流動性が低下するなか、ドル買いにつながる新規材料は乏しいものの、底堅く上昇しました。ロンドン市場では、米国株式先物が軟調に推移したものの、引き続きドル買いが優勢となりました。米新規失業保険申請件数が事前予想を下回ったことで、一時156.95円付近まで上昇しました。NY市場では、24時過ぎに156.99円まで上昇しましたが、157円手前で買いが弱まりました。その後、156円台半ばまで押し戻される場面もあり、最終的に156.70円で取引を終えました。

-2026年の取引スタート、年初のドル円の注目ポイントは-
 本日のイベントは、独・欧・英・米の製造業PMI(改定値)が予定されています。一方で、年始休暇の影響から日本・中国本土・NZ・スイスが休場となり、アジア時間は流動性が限られやすい点に注意したいです。
 2026年のスタートは、東京勢不在かつ中国本土も休場で、欧州入りまで薄商いになりやすい地合いが想定されます。年初はポジション調整も入りやすく、材料の強弱以上に値が飛ぶ局面も起こり得るため、短期的な振れには警戒して臨みたいです。
 ドル円は、日銀が政策金利を引き上げた後も円安基調が続き、160円近辺が警戒水準として意識されやすい局面にあります。実際、片山財務相は「(足もとの円安)完全にファンダメンタルズではなく投機」「過度な為替変動には断固たる措置。介入はフリーハンド」と述べるなど、介入をにらんだ神経質な値動きになりやすい地合いです。そのため年初は、材料が出ていない局面でも「介入リスクをどの程度織り込むか」を市場が測り160円を前にした上値追いは慎重になりやすい一方、値動きが荒くなると警戒発言によるポジション調整で反落も起こり得ます。
 来週は米ISM製造業景況指数、米雇用統計、とビッグイベントが続きます。まずは本日の欧州・米製造業PMI(改定値)で景況感を確認しつつ、指標結果や要人発言、その他突発的な材料に引き続き注意していきたいです。

知りたい語句を入力して、検索ボタンを押してください

トレイダーズ証券

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第123号 加入協会 日本証券業協会 金融先物取引業協会 第二種金融商品取引業協会 日本投資顧問業協会 トレイダーズ証券は、上場企業トレイダーズホールディングス(スタンダード市場上場8704)の100%子会社です。