PCEデフレーターに注目
-前営業日サマリー-
ドル円は、147.38円でオープン。東京市場では、序盤に堅調な動きを見せましたが、本邦株式市場がオープンすると日経平均の下げにつられるようにドル円も下落していきました。ロンドン市場では、序盤は147円前半の水準を15銭幅程度で上下しながら動いていたものの軟調な地合いになり一時147円を割り込みました。NY市場では、円買い先行でスタートし146.70円付近まで下値を広げるも、そこからは切り返して反発し146.97円で取引を終えました。
-PCEデフレーターに注目-
本日のイベントは、東京消費者物価指数、フランスからGDPとCPI、ドイツでCPI、カナダGDP、そして米国からPCEデフレーターの発表が控えます。
本日の注目指標となる米PCEデフレーターはコアデフレーターが上振れ予想となっています。
詳細は下記の通り↓
・PCEデフレーター前年比 予想:+2.6% 前回:+2.6%
・PCEコア・デフレーター前年比 予想:+2.9% 前回:+2.8%
前回の指標発表(7/31)の際には、コアとともにそれぞれ+0.1%上振れておりドル円も買いで反応、発表後から50銭程度の上昇を見せています。予想を上振れた際には、ドル買いでの反応を期待しても良いかと思われますが、注意したいのは前回値を下振れた時のドル売り圧力に対してのマーケットインパクトは、市場予想を裏切りネガティブとなるサプライズといった観点から、結果が上振れた時より大きい事が想定できます。
足元のドル円は、今まで方向感に欠けましたが、昨日から軟調さを見せ始めておりキープしていた147円の水準を割り込む場面がちらほら見られます。また、ドル円だけでなく、ユーロドルやポンドドルといった対ドルの外貨通貨ペアも軒並み上昇が確認されており、為替市場全体で米ドル売りの流れになりつつあるのが見て取れます。一方で、日足チャートで見るドル円はボリンジャーバンドが勢いを増してスクイズしており、ローソク足が-2σに接し始めてていることから、買いの逆張りサインと中長期的に値幅は限定的であるサインが確認できます。したがって様々な要素が複雑に混在しているほか、トランプ関連のヘッドラインも引き続き警戒しなければならないので、エントリーのタイミングを慎重に見計らって取引に臨みたいです。