原油高と中東情勢がFOMCの重しに
-前営業日サマリー-
ドル円は159.02円でオープン。東京市場では、原油高を支えに一時159.49円まで上昇したものの、介入警戒感と原油の上げ一服で159.20円台へ押し戻される展開に。続くロンドン市場では原油安と時間外米長期金利の低下で158.96円まで下落したものの、イランの緊張緩和案拒否報道が下支え材料として意識されました。NY市場では、原油相場の上下に振らされながら、159円を境にもみ合い、最終的に159.02円で取引を終えました。
-原油高と中東情勢がFOMCの重しに-
本日のイベントは、米PPI、加BOC政策金利・マックレムBOC総裁の記者会見、米FOMC・パウエルFRB議長の記者会見が予定されています。
今回のFOMCは、政策金利の据え置きがほぼ確実視される一方、市場の焦点は今後の利下げ時期よりも、FRBがどこまで慎重なタカ派姿勢を示すかに移っています。背景にあるのは、イラン情勢の緊迫化に伴う原油高で、エネルギー価格の上昇がインフレ再加速への警戒を強めているためです、声明では、原油高が景気や物価に与える影響への言及が注目されそうです。
あわせて、追加利下げの時期を急がない姿勢が維持されれば、早期利下げ観測はさらに後退しやすく、金利据え置きそのものより、パウエル議長が原油高と中東情勢を踏まえて慎重姿勢を強めるかがポイントで、内容次第ではドル買いが優勢となる可能性に注意したいです。