巻き戻されるドル円 ヘッドラインには警戒
-前営業日サマリー-
ドル円は159.83円でオープン。東京市場では、日銀が市場予想通り政策金利を0.75%に据え置き。発表を受けても大きな動意とはならず、その後に予定されている植田日銀総裁の発言を前に神経質な相場展開となりました。ロンドン市場では、基調インフレに変化がなければ利上げ路線を継続するとの植田総裁の姿勢がタカ派的と受け止められ、円買いが進行。ドル円は158円台へと値を下げました。NY市場では、翌日が日本の祝日であることから介入警戒感によるポジション調整が入ったとの見方もあり、ドル売り・円買いが加速。157円台まで後退し、157.71円で取引を終えました。
-巻き戻されるドル円 ヘッドラインには警戒-
本日のイベントは、加小売売上高が予定されているものの、その他注目度の高い経済指標はありません。
米国・イスラエルとイランの衝突はすでに3週目に入り、紛争の長期化が意識される中、本日も引き続きヘッドラインに左右される展開となりそうです。ホルムズ海峡では一部のタンカーが航行を再開し、昨日の日米首脳会談では米国産エネルギーの生産拡大に日米で取り組むとの高市首相の発言も見られましたが、依然として供給不安は解消されておらず、インフレ懸念は残っています。そのため、ドルには底堅さがみられそうです。
ただ、本日は日本が祝日で流動性が低下するため、為替介入への警戒感も強い状況です。ドル先高観と円買い介入への警戒感に挟まれ、神経質な展開が想定されるため、ヘッドラインに注視しながら、本日も取引に臨む必要がありそうです。