ドル円は高値圏を維持
-前営業日サマリー-
ドル円は158.90円でオープン。東京市場では、原油乱高下でドル円神経質。原油反発と円安けん制の効果薄で159.69円まで年初来高値更新。ロンドン市場では、中東情勢の緊迫化を背景に「有事のドル買い」が強まり、ドル円は159円台前半で底堅く推移。米GDP改定値は下方修正、PCEコアは予想通りと指標の反応は限定的で、ドル買い一服後も159円前半で小動きとなりました。NY市場では、ドル買い優勢。一時159.01円まで下押しも、強い米指標や原油反発で買い戻され159.74円で取引を終えました。
-ドル円は高値圏を維持-
本日のイベントは、加消費者物価指数、米NY連銀製造業景気指数が予定されています。
先週末の、米3月ミシガン大学消費者信頼感指数は55.5と低下し、中東情勢の悪化やガソリン高が家計マインドを冷やしました。一方で、1月の米個人消費は前月比0.4%増と堅調で、PCE価格指数も前年比2.8%上昇とインフレの鈍化はゆるやかです。このため、米利下げ開始は後ずれしやすく、ドル買い材料として意識されます。
景気不安はあるものの、今の市場は「米金利が下がりにくい」点を重視しており、ドル円は高値圏を維持しやすい地合いです。ただ、159円台では介入警戒や地政学ニュースで振れやすく、過度な買いには注意したいところです。