ISM製造業景況指数に注目
-前営業日サマリー-
ドル円は151.52円でオープン。東京市場では、東京都区部消費者物価指数が市場予想を上回ったのをきっかけとして一時149.86円まで下押し、ロンドン市場にかけて弱含みとなりました。ロンドン市場では、米10年債利回りが底堅く、150円を挟んだもみ合いが続きました。NY市場では、植田総裁による円安けん制発言を受け、再び円買いが先行。149.50円を割り込む水準まで下値を削って行く展開となり、149.72円で取引を終えました。
-ISM製造業景況指数に注目-
本日のイベントは、米ISM製造業景況指数が予定されています。
前回は航空機大手のボーイングの工場労働者によるストライキやハリケーンの影響で46.5と2023年7月以来の低水準でした。今回の予想は47.6となっており、前回より上振れはしているものの節目とされている50を下回っている水準です。仮に市場予想より弱い結果となれば12月以降の以降の利下げ可能性を高め、ドル円を下押しするかもしれません。ヘッドラインに注視して本日も望んでいきたいです。