ミシガン大学消費者信頼感指数に注目
-前営業日サマリー-
ドル円は、142.28円でオープン。東京市場では、田村日銀審議委員が追加利上げに肯定的なスタンスを示したことから円買いに振れる場面がありましたが、下落は継続せず142円台をレンジ推移する展開となりました。ロンドン市場では、弱い米指標を受け一時141円台まで下落しました。その後のNY市場でも、下落基調は継続し、141.79円で取引を終えました。
-ミシガン大学消費者信頼感指数に注目-
本日のイベントは、ミシガン大学消費者信頼感指数が予定されています。
市場予想は68.0と前回の67.9からやや改善する見込みとなっていますが、予想を裏切り前回値の67.9を大きく下回るような結果となった場合は、米景気減速懸念からドル売りに繋がる可能性があります。また、明日はメジャーSQにあたるため、株式市場主導でドル円に動意がもたらされる展開にも警戒しておきたいです。
足元のドル円は、141円付近の水準で支えられる格好となっており、ここを明確に下抜けると下落に弾みがつく可能性が考えられます。材料に欠ける1日となることが予想されますが、突発的な材料等に注意しながら取引に臨んでいきたいです。